CT装置を入れ替えました

高性能CTを、より負担の少ない検査費用で

当院では、64列128スライスの高性能CTを導入しています。

短時間で広範囲を撮影でき、細かな画像情報を得られるCTを使用して、さまざまな病気の早期発見・診断に役立てています。

さらに当院では、診療報酬上、「16列以上64列未満のマルチスライスCT」の区分で検査費用を算定しています。

そのため、64列128スライスCTによる検査を受けながら、CT撮影にかかる患者さんの自己負担を抑えられることも当院の特徴です。

高性能な検査を、できるだけ受けやすく。

高性能CTによる画像診断と、患者さんの費用負担への配慮。

どちらも大切にしながら、地域の皆さまの病気の早期発見・早期診断に努めています。

 

  • 便潜血陽性と言われたら、大腸を詳しく調べましょう

― 当院では「大腸CT検査」に積極的に対応しています ―

健康診断や大腸がん検診で
「便潜血反応陽性」
と指摘された方はいませんか?

便潜血陽性は、必ずしも大腸がんを意味するものではありません。しかし、大腸ポリープや大腸がんなどから少量の出血が起こっている可能性があるため、陽性となった場合には、そのままにせず大腸の精密検査を受けることが重要です。

当院では、CTを利用して大腸の内部を立体的に観察する「大腸CT検査(CT colonography)」を行っています。

特に、

「大腸内視鏡検査が怖い」
「以前の内視鏡検査がつらかった」
「腸が長い、癒着があるなどの理由で内視鏡検査が難しかった」

という方にとって、大腸を調べるための有用な選択肢の一つです。日本大腸肛門病学会によると、大腸CTは腸が長い方や癒着がある方でも検査が可能で、大腸がんによる狭窄などで内視鏡が奥まで到達できない場合にも、その先の大腸を評価できる利点があります。

大腸CT検査のメリット

大腸CTでは、肛門から細いチューブを挿入して炭酸ガスで大腸を膨らませ、CT撮影を行います。得られた画像から、通常のCT画像だけでなく、大腸内視鏡で中を見ているような3次元画像を作成して、大腸がんやポリープなどを調べます。

主な長所は、検査時間が比較的短い、鎮静剤を原則必要としない、内視鏡挿入による負担が少ない、狭窄部より奥側も評価できることです。

大腸CTにも弱点があります

大腸CTは非常に有用な検査ですが、万能ではありません。

特に小さな病変や、平坦で丈の低い病変は内視鏡より見つけにくいことがあります。6mm以上の病変でも、隆起型に比べて表面型病変では検出感度が低いことが報告されています。

また、大腸CTでは、

生検(組織検査)ができない
ポリープをその場で切除できない
X
線による放射線被ばくがある
検査前の食事制限や腸管前処置が必要

という短所があります。

そのため、大腸CTで治療が必要と思われるポリープや腫瘍が見つかった場合には、改めて大腸内視鏡検査を行い、生検やポリープ切除を行う必要があります。

どのような方が対象になりますか?

当院では、たとえば次のような方について、診察のうえ大腸CT検査を検討します。

  • 健康診断・大腸がん検診で便潜血陽性となった方
  • 血便などがあり、大腸腫瘍が疑われる方
  • 他の検査結果から大腸腫瘍が疑われる方

ただし、便潜血陽性後の精密検査としては全大腸内視鏡が基本です。患者さんの年齢、症状、既往歴、検査歴などを確認し、大腸内視鏡と大腸CTのどちらが適しているかを判断します。

医療保険について

便潜血陽性など、他の検査で大腸がん・大腸腫瘍が疑われ、医師が精密検査として必要と判断した場合には、健康保険を利用して大腸CT検査を受けられる場合があります。


便潜血陽性を、「もう一度便を調べればいい」で終わらせないでください。

便潜血陽性は、大腸からの小さなサインかもしれません。

「内視鏡検査はちょっと不安……」という方も、まずはご相談ください。
当院では、大腸CT検査という選択肢を用意し、一人ひとりに適した大腸精密検査をご提案します。

検査時間:約15~20分